2019年は亥年ということで、イノシシに関係のある神社やお寺に初詣に行かれる方も多いかと思います。

私のこのブログでも、イノシシに関連する神社やお寺を紹介させていただいていますので、参考にしていただければ嬉しいです。

仏教では、イノシシに乗って移動されるという摩利支天という神様がおられ、イノシシは摩利支天の眷属として考えられています。

ということから、亥の年に生まれた人や亥の年には摩利支天にお参りをすると良いと考えられてきました。

摩利支天で特に有名なお寺は、京都の建仁寺の禅居庵東京の徳大寺石川県金沢市の宝泉寺、ですが、最近、2019年にの亥の年に合わせるかのように、高松の八栗寺(やくりじ)で摩利支天像が発見されて話題になっています。

今回は、八栗寺の摩利支天像について、調べてみました♬

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八栗寺

出典:https://twitter.com/yonhiro2012

正式な名称は、「五剣山 観自在院 八栗寺」。

「四国八十八ヶ所霊場」の内、85番札所で、平安時代初期の829年に創建された真言宗大覚寺派のお寺です。

開基は弘法大師空海で、ご本尊は聖観世音菩薩です。

八栗寺は、五剣山という山の中腹にあります。

五剣山の由来は、弘法大師空海がこの山で求聞持法を習得した時に、五振りの剣が天から振り注ぎ、山の鎮守蔵王権現が現れて「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので、空海はそれらの剣を山中に埋め鎮護とし五剣山と名づけたということです。

 

八栗寺は元々は四方八国が見渡せるということから、八国寺という名前でしたが、後に改名されました。

八栗寺の名前の由来は、空海が唐に留学する際、五剣山に登って、仏教を学ぶ念願が叶うかどうかを試すために8個の焼き栗を植えて行ったところ、芽の出るはずがない焼き栗が芽吹いたという奇跡が起きました。

そのため、八国寺を八栗寺へ改名したとのことです。

 

🌸住所:香川県高松市牟礼町牟礼3416

🌸アクセス

  • ことでん志度線「八栗駅」から徒歩20分ほどで、八栗ケーブル「登山口駅」に行き、ケーブルで終点「八栗山上駅」で下車
  • ことでん志度線「八栗駅」から徒歩で約1時間

八栗寺の見どころ

八栗寺は、開基は空海ですが、神仏混淆で、「四国八十八ヶ所」の霊場であるとともに、歓喜天(聖天さん)と中将坊という大天狗もお祀りされています。

🌸「八栗の聖天さん」

境内の聖天堂の中には、江戸時代に多くの仏像を彫りながら全国を遊行した木喰上人が後水尾天皇の中宮東福門院和子から賜ったという歓喜天(聖天)が祀られています。

歓喜天は、良縁成就・夫婦和合・安産や商売繁盛、智慧や学問に対してもご利益があるとされています。

「八栗の聖天さん」は、秘仏ですが、50年に一度、御開帳されます。

🌸「中将坊」

五剣山の岩窟に建てられた中将坊堂のご本尊は、中将坊という大天狗です。

大黒天の生まれ変わりといわれ、「さぬき三大天狗(白峯山の相模坊・金毘羅山の金剛坊・八栗寺の中将坊)」の1人です。

夜になると山からふもとに下りてきて、民衆のために良いことをして、朝に戻っていくという大天狗で、中将坊堂の脇にゲタを奉納し、翌日そのゲタが汚れていると中将坊がその願い実現のために働いてくれたと言われています。

ご利益としては、特に、除災招福・健脚祈願といわれています。

摩利支天像の発見!

2018年10月に、四国遍路の世界文化遺産登録に向けて香川県が進めている札所寺院を対象にした文化財調査の最中に、八栗寺から摩利支天像が発見されました。

摩利支天とは、陽炎(カゲロウ)を神格化した女神で、陽炎のように目に見えなくとも常に身近に居て、太陽や月に先立って進み、障害になるものを除き護身や勝利、開運などのご利益を与えてくださる仏教の護法神と言われています。

また、摩利支天はイノシシに乗って素早く移動し、おまけに体が小さくて姿が見えないということから、戦場で身を守って勝利に導いてくださるとして戦国武将が好んで信仰したとされます。

 

今回発見された摩利支天像は、江戸時代中期(18世紀半ば)以降の作と考えられ、木造(ヒノキの寄木造)でイノシシに乗って3つの顔と6本の手を持った姿で、高さは約15cmです。

京都の赤尾右京という仏師による作品で、像全体に、岩絵の具を用いて細かな彩色が施されています。

摩利支天像が収められているお厨子の底に、銘文が墨書されていて、高松藩の魔除け祈願のために作られたのではないかと考えられています。

一般に摩利支天は、陽炎の化身とされていますので、仏像として作られている場合も小さいサイズのものが多く、また秘仏として人の目に触れないようにお祀りされるのが一般ですので、今回発見された八栗寺の摩利支天像は彩色がきれいなままで残っていたようです。

 

出典:https://www.asahi.com

出典:http://news.line.me/issue/oa-shikokunews

 

八栗寺のご住職は、「亥年を前に、イノシシに乗った仏像が見つかったのも何かのご縁。厄よけや開運の神としての御利益にあやかって、無病息災で幸せな一年を過ごしてもらえれば」と話されていました。

出典:http://news.line.me/issue/oa-shikokunews

🌸摩利支天像の公開期間:2019年1月1日~3日(時間についての詳細はまだ分かりません)

八栗寺は「四国八十八ヶ所」霊場であるとともに、「聖天さん」や「中将坊」のご利益を求めて、初詣として参拝される人で例年にぎわいます。

八栗寺の初詣は、2018年は約10万人の人出だったそうで、香川県内で1番の人気です。

亥の年の初詣の際に、イノシシに乗った摩利支天像も一緒に拝観できるというのはラッキーですね。

 

2019年1月1日の予定としては・・・

  • 午前5時30分:聖天尊初拝礼(新年最初の御祈願が聖天堂にて行われます)
  • 午前5時45分:中将坊様初お加持(新年最初のお加持が中将坊堂で行われます)
  • 1日~3日:本堂・多宝塔開扉(多宝塔御本尊祈願)

 

🌸摩利支天の特別御朱印は?

今回の摩利支天像の発見にちなんで、八栗寺では摩利支天の特別御朱印を授与されるとのことです。

下の御朱印は、いつもの御朱印です。

出典:https://twitter.com/calling_0414

摩利支天の御朱印は、摩利支天の文字が書かれるのでしょうか?

twitter等で公開されましたら、追記させていただきます。

毎年、初詣に大勢の人たちが行かれますので、2019年の正月3ヶ日は混雑が見込まれます。

おまけに摩利支天像が発見されたというニュースも報道されましたので、例年以上に(特に摩利支天の特別御朱印目当てに)多くの参拝者で大混雑するかもしれません・・・。

 

 

まとめ

今回は、四国霊場85番札所の八栗寺で見つかった摩利支天像について、「八栗寺(高松)の初詣2019摩利支天の公開期間と特別御朱印とは?」と題して紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

亥年の直前にイノシシに乗った摩利支天像が発見されるなんて、奇跡ですね。

何か良いことがあると良いですね♫

🌸最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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